2008年5月16日金曜日

"Live in Japan" by 13 & God

これ、すごいね。

代官山ユニット、いけなかったのが本当に残念だなぁ~

こんなに素晴らしいライブサウンドだとは思ってなかった・・・

アンコールにやったThemselvesの"Out In The Open"も秀逸!

限定らしいから、もう1枚買おうかな。


Live in Japan
Live in Japan13&ゴッド

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13 & God
13 & God13 & God

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star暗がりから半歩足を出したアンチコン。
starへぇ~
starNotwist 80% Themselves 20%

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2008年5月14日水曜日

"Narrow Stairs" by Death Cab For Cutie

久しぶりにリリースされたDCFCの新作。

まとめると、バンドとして、新境地へ向かっていることを
示すようなアルバムという印象。
もちろん、今までの卓越したソングライティングは健在だし、
DCFCらしい音なのだけれど、これまでDCFCといえば、
「爆発的なメロディー」+「インディーギターサウンド」が特徴で、
そこがリスナーに支持されていたところだと思うんだけど、
今回はその目だっていた箇所が少し変わったような印象。

いわば、今までのEmo的要素が減って、聴きこむことで味が出てくるような
楽曲が増えた気がする。今までの1曲で完結するような
即効性の強い曲は若干影を潜めていて。
Teenage Fanclubが"Bandwagonesque"の後に"Thirteen"をリリースした時のような、
「良いんだけれどなんだかなぁ~・・・」って気持ちになる。
TFCの場合は、結局Thirteenがベストになったわけで、
そのあたりを考慮すると、このアルバムも聞いていくと
化けるのかもしれない。

それから、前作"Plans"では、よりポップなアレンジが目立ったが、
今回は"Transatlanticism"以前のロック的アプローチが
若干復活したのは、嬉しいところ。それでも、ギターノイズ
が目立つ曲は本当に減ったなぁ。。。

1、2曲、キラーソングがあるとすれば、これまでのアルバムの中で
個人的にもベストなアルバムと間違えなく言える内容ではあるが、
若干地味な感は否めない。それでも、アルバムとしてはDCFC至上
もっとも完成度の高いと思う。

個人的には、5曲目の"Cath..."以降の流れがとても心地よいなぁ。


Narrow Stairs
Narrow StairsDeath Cab For Cutie

Atlantic / Wea 2008-05-13
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star意外な展開

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2008年5月11日日曜日

Styrofoam "A Thousand Words"

ひとつの頂点であり、金字塔。

前作まではMorrから出ていましたが、近作からはイギリスは
NETTWERKからのリリース。
あまりにひっそりリリースされていたので、気がつきませんでした。

前作より、Rock meets Electronicaの風合いにHipHopのリズムなどが
加わっていたけれど、今回の作品は、今の時期に本当に気持ちの良い
トラック満載のすばらしいポップアルバムに仕上がっています。

メロディーがとてもやわらかく、ついつい口ずさんでしまう。
The Postal SearviceやPlastic Operatorよりも、人情に訴えるような
メロディーとアレンジは特筆の域に達しています。


A Thousand Words
A Thousand WordsStyrofoam

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2008年5月1日木曜日

Portishead "Third"

レディオヘッド「ポーティスヘッドの新作はベスト」

Raioheadがそう言うから、というわけではなく、"Third"は
良いアルバム。

これまでもPortisheadは素晴らしい作品を残してきているのは
紛れもない事実だけれど、"Third"はアルバム全体のクオリティが
とても高いと感じる。

これまでと大きく違うのは、リズム。
今までは、Trip Hop色が強く、気だるい感じがとても強かった。
それがPortisheadらしさの一旦だったけれど、
今作は、今までの妖艶さを残しつつ、リズムが変化し
トライバルっぽい雰囲気が加わった曲が加わっている。

復活して、良かった。


もう、天気予報では初夏の気候ってくらい、
冬の暗い雰囲気が感じられなくなったのに、
This Will Destroy YouやPortisheadなど、
冬っぽい音楽を繰り返し聴いてます。
季節にマッチしないようでいて、これはこれで
とても心地よい。


Third
ThirdPortishead

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This Will Destroy You

テキサス出身のポストロックバンド、This Will Destroy You。
しばらく前にレコードショップでかかっていたのを聴いたときに、
「結構いいなぁ」と思うと同時に、ポストロックにありがちな
Mogwai風インスト轟音系にも思えたので、手を出さずにいた。

最近、1st"Young Machine"とセルフタイトルの2nd"This Will Destroy You"を
立て続けに購入してみたところ、良い意味で期待を裏切られる音だった。

とても心地よい。

単純に轟音系としてまとめられるような陳腐なサウンドではなく、
完成された音の世界がある。

轟音系ポストロックは、下手すると過度にエモだったり、カトリックっぽい
サウンドの、手法としてのわざとらしさが出てしまっているバンドが多く
なっている気がする。
けれど、このバンドの音は、シンプルだが、図太い。存在感がある。
と同時に繊細で、緻密に構築されている。

TWDUのみが作り得るサウンドスケープ。

最近出てきた中では、最もインパクトがあるなぁ。


なお、日本盤はDiscUnionから。
いい仕事してますね。

Myspace

Last.fm
FreeDownloadあり。



This Will Destroy YouThis Will Destroy You
This Will Destroy You

Magic Bullet Records 2008-01-29
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Young Mountain
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Magic Bullet 2006-06-06
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おすすめ平均 star
star聴き手を真っ直ぐに射抜く轟音

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